投資から得られる2つの利益
資産を増やすことが資産運用を行う最大の目的ですが、リターンを得る方法には2種類あるのをご存知でしょうか。
一つは金融商品を売買した際に得られる利益=キャピタルゲインであり、
もう一つは金融商品を所有しているだけで得られる利益=キャッシュフローです。
キャピタルゲインとキャッシュフロー
上記の説明でほぼ完了なのですが、もう少し噛砕いてわかりやすくしてみましょう。
1.キャピタルゲイン
金融商品の売買に伴う利益を意味します。
現在運用している金融商品を購入した時点よりも高く売ることで利益を確定させます。
価値が高くなっていても、それを売らない間は利益となりませんから、放っておくと価値が下がり、利益を得ることができなくなる可能性もあります。
(利益分のみ売却して、残りを取っておくという方法もありますが。)
例として一番わかりやすい投資先が、『株式投資』です。
あなたが、時価1,000円のA社の株を持っているとします。
この株を1,200円のときに売却すれば、1株当り200円の利益を得ることが可能です。
しかしながら、1,200円のときに売らず、値段が1,100円になってしまったら200円の利益を得ることはできません。
売却により利益が確定しますので、キャピタルゲインというわけです。
(株式を所有することにより、配当金や株主優待を受ける場合はキャッシュフローとなります。)
2.キャッシュフロー
資金の流れを意味します。
利益が出る金融商品であれば、そのつど売らなくても一定の間隔で入金があります。もちろん、利益が出ない金融商品であれば入ってきません。
例としてわかりやすい投資先は『不動産投資』です。
あなたが、時価1千万円のマンションを所有しているとします。
このには月額10万円で貸せる部屋が5つある場合、マンションを販売しなくても、月に50万円の家賃収入が入ってきます。
マンションを所持しているだけで、毎月家賃収入というお金の流れがあるのですからキャッシュフローということになります。
(不動産を売却して利益を得る場合はキャピタルゲインとなります。)
市場の動きを見ていられないからキャッシュフローを選ぶ場合もあれば、運よくキャピタルゲインを得る場合もあるでしょう。
重要なことは、投資する金融商品から受取る利益の受け方を検討して、どの方法があなたに合っているか、投資先のバランスを考えることです。
同じ金融商品に投資をする場合でも、利益の受取り方法が異なることが良くありますので、購入前に比較検討してみましょう。
カテゴリー:1.資産運用の基礎知識




